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佐渡金山は、現在、世界文化遺産登録を目指しています。「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」です。佐渡金山のシンボルは「道遊の割戸(われと)と呼ばれています。江戸時代に手掘りで鉱脈を削りとった跡がVにみえることから、そう呼ばれるようになりました。
割戸の深さは約74メートル、幅は約30メートルにもわたり、山頂から断崖絶壁を成す、この様な採掘跡は世界的にも非常に貴重で、国の史跡にも指定されています。
では、佐渡金山について少し解説してみます!
佐渡金山は1601年(慶長6年)に開山され、江戸時代を通じて世界最大級の金山として徳川幕府の重要な財源になりました。
史跡佐渡金山の歴史の多くは、佐渡の相川地区に残ります。佐渡には他にも砂金銀山があったので、相川金銀山とも呼ばれます。
相川金銀山は、16世紀末から400年間稼働した日本最大の金銀山です。
金の産出地としての歴史はさらにさかのぼり、11世紀には「古今物語集」に「佐渡ノ国ニコソ金ノ花栄タル所」と記述される島でした。
佐渡金山の金銀は江戸時代から平成まで約400年年間にわたって採掘され続け、産出した量はは78t、銀は2,330tと、まさに日本最大級です。
それも、江戸、明治、そして大正、昭和と、採掘のため常に時代ごとの最先端技術が投入され続けてきたからといえます。
そんな金山に残る、坑道跡、採掘施設などは、そのほとんどが国の重要文化財、近代化産業遺産などに指定されており、鉱山技術や生産システムの進化の過程のほぼすべてを見ることができる、世界でも他に同じ例はない、とても貴重な産業遺跡群です。
その希少性ゆえには、世界遺産候補である「世界遺産暫定リスト」に記載されるほどなのです。そんな佐渡金山ですが、現在恒例の夜間ライトアップが行われています。青や黄、赤など色とりどりの光に照らされた巨大史跡が闇の中に浮かび上がり、神秘的な雰囲気を醸し出しています。
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ライトアップされているのは北沢浮遊選選鉱場ですが、その佇まいから“まるでラピュタの世界みたい”という声も。View this post on Instagram
ここは、鉱石から金銀を抽出する選鉱・製錬所跡で、その規模は東洋一と言われ、月間7万トンの鉱石処理が可能でした。私も実際見に行きましたが、とっても幻想的できれいでした!ここはどこ?ラピュタ?マチュピチュ?って感じです❗
機会があったらぜひ見に行ってみてください!
佐渡金山北沢浮遊選鉱場のライトアップ
佐渡の代表的な観光スポットと言えばまっさきに思い浮かぶのは、「佐渡金山」ではないでしょうか?
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